当事務所の事例集

2014年2月 3日 月曜日

事例集④

【ケース】
対向車線を走行していた相手方車両がセンターラインをオーバーして、ご依頼者様の車両に衝突したケース。相手方はご依頼者様の過失を主張してきたため、ご依頼者様は当事務所に依頼することになりました。
弁護士が、事故の状況や道路状況等から、相手方車両がセンターラインオーバーした以外想定できないこと、センターラインオーバーであれば10対0以外ありえないこと等を主張した結果、相手方は10対0を認め、合意に至りました。
しかしながら、相手方は和解契約書の作成直前になり、一方的に和解を撤回し、相手方も弁護士に依頼してセンターラインオーバーしたことを争うと主張してきました。

【結果】
和解契約書は作成されていなくとも、口頭の合意のみで和解は成立します。本件においては、相手方保険会社を通じて、口頭の合意があったことは明らかであり、その証拠もこちらに残っておりました。
そのため、相手方に和解契約は成立しているため撤回はできないことを伝え、仮に裁判となっても、こちらとしては口頭による和解契約が締結していることを全面的に主張する旨伝えました。
結果は、相手方が全面的に和解契約の成立を認め、10対0で合意することになりました。


投稿者 彩の国法律事務所

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